Illustratorは怖くない!エンジニアさんに使って欲しいグローバルカラーの使い方
使える使えないの話と、デザインできるできないの話はそもそも論として違うのですが、エンジニアさんだからこそ、デザイナーが意外に使っていない機能を使いこなせると思っているんですよね。
エンジニアさんだって、画像を切り出すために月5000円も税金をAdobeさんに納めているのです。
そんなエンジニアさんが少しでもイラレやPhotoshopを使えるようになったら、「俺は使えるけど切り出しにしか使わないけだなんだ!(キリッ)」と言える未来がくるぞ!とおもっている次第です。
といったところで、エンジニアさん向けのTIPSとして、グローバルカラーの使い方をご紹介します。
イラレの色を変数的に使えるようにするグローバルカラー
アートボード上の色を変数のように扱えれば、何箇所も同じ色を使っている時に楽ができると思いませんか?
以外とデザイナーさんでも使っていないことがある機能なのでこれはエンジニアさんにこそ使って欲しいです。
早速使ってみよう!
1. 矩形ツールで適当な色の良い感じの四角を作る
あくまで色の使い方程度なので、適当で大丈夫です。良い感じに作ってください。
2. 四角の塗りになっている色をスウォッチに追加
スウォッチパネルの塗りの色を下の枠内にドラッグ&ドロップで追加できます!
3. スウォッチに追加した色をダブルクリックしてグローバルにチェック
下に追加した、並んでいる色をダブルクリックすると、パネルが出てくるので、グローバルにチェックを入れる。
4. 良い感じに四角をいくつか追加
さて、早速変数的に設定した色を使って四角をつくりましょう。
ここでのポイントは、スウォッチのグローバルカラー(右下に白い三角の切り欠きがあるもの)を選ぶこと。
このスクリーンショットでは、同じグローバルカラーで設定された四角が4個できています。
四角を選択してから色を選び変える要領で、後から設定しても大丈夫です。
5. 色を一括で変更!
スウォッチに登録されているものが変数的に使えるので、スウォッチに並んでいるグローバルカラーを再度ダブルクリック。
スウォッチオプションからフェーダーを操作して色を変えてみましょう。
その時に、プレビューにチェックを入れておくと変化がわかりやすくて、一括で色を変えている感がわかると思います。
あとはどう使うか、だけですね!
便利でしょ?というドヤ顔がしたい
正直ドヤ顏するほどのことではないのですが、この手の機能って意外と知られていないようです・・・。みんな知ってると思ってたら仲のいいデザイナーさんが知らなかったようだ・・・。
イラレやフォトショップには、プログラミングで言う関数のように使える機能もいくつかるので、そのうちそのあたりの機能も紹介してみようかなと思っています。
それではみなさん、Adobe税を無駄にされませんよう、心よりお祈り申し上げます。。。