どうもこんにちわ。

皆様ゴールデンウィークは如何お過ごしでしょうか。

少しだけ時間がとれると、ついつい哲学的にシゴトについて考えてしまうわけでして。

そんな中で思い付いている仮説をポエム的に書いてみようと思います。

 

ドリルを買う人が欲しいのは穴である

この話の前提条件として、マーケティングにおいて有名なこの言葉があります。

これは、顧客は穴を開けたいという目的のためにドリルを買っている。

そこで、売る商品において、どのような満足を与えるのか、どのような結果をもたらすのかが重要なんじゃないの?という話(超意訳)なわけですが・・・。

それなら最初から穴を開けるサービスをやればいいじゃない

という発想なのです。

「オーダーメイドの穴。開けます。」

ドリルを買うよりも安く、開け慣れた人間が開けるので安心確実!

ってな具合のサービスで良いんじゃないかなあ。と。

明ける穴が一定数以上だったりすれば、ドリルの方が安くなるはずなので、その時にドリルを売る。

脆すぎてドリルでは厳しい場所に穴を開けたければ、補強用の部材まで売る。

そんな販売代理店機能を持っておけばより堅いなあ。なんてことも思っています。

というかWEB制作業務なんてだいたいそんなサービスな気がします。

人はなぜドリルを欲しがるのか

ドリルさえあれば、いつでも、いくつでも穴をあけることができるね!やったね!という話なのでしょうか。

ドリルを持っている俺、キュイーン!かっこいい!という話なのでしょうか。

自分で穴を開けるという行為が付加価値なのでしょうか。

もはやドリルだらけで何が何やらわからないことになっていますね。

もうなんか、良い加減一旦ドリルから離れましょう。

 

WEB屋にとってのドリルとはなんだろう

ネットで商品を売りたい!というクライアントにとっては、EC(と入庫・入金・発送まで含めたワークフロー)が穴なのではないでしょうか。

でも、ドリルとして、ドリルの仕事をすることはあくまで必須事項というか、最低限の仕事なだけだと思うんですよね。

であれば、プラスアルファってなんだろう。自身のブランド力を高めるということは、どんなことだろう。

ある種ひとつの結論として、「イケてるドリルで穴を開ける体験」を商材にするということのような気がしています。

どうイケているのか、というのはあくまでその案件によって違うとは思いますが、UXをエンドユーザーだけではなく、カスタマーに提供できるというのは一番の価値なのかなと思うのです。

だから腕を磨くし、視野を広げなくてはいけないよね

腕を磨いたり、視野を広げるって、多分ある程度明確な目的意識があったほうが良いと思うので、こんな言い訳でもいいんじゃないかなというお話しでした。