SKA PUNK ZOMBIESの2ndアルバム「Ska Punk Strikes Back -2015-」は安定のRYOJI節がたまらない
今年期間限定再結成中のPOTSHOTでシーンの話題を盛り上げているRYOJIさんより、RYOJIさんの今メイン(?)で動いている明日5月20日発売のSKA PUNK ZOMBIESの2ndアルバム、「Ska Punk Strikes Back -2015-」をいただきました。
これがまた僕ら世代、1980年代生まれにはたまらない仕上がりなのでご紹介。
とりあえずトレーラー映像を見ながら読んでいただければと思います。
安心のRYOJIクオリティ
ジャパニーズスカパンクって、(自称多分日本で3番目に結成されたスカパンクバンドの)POTSHOTの流れは大きくて、そのフロントマンでもあるRYOJIさんが今でもそれをやり続けている。
ポップなメロディーに、ホーンが響いてうぉーうぉー言いたくなるこの安心感。
もちろん安心のRYOJIスタイルではあるのですが、RYOJIさんなりのメッセージを今でも歌っているということが、中高生の頃POTSHOTやKEMURIを聞いて育った世代には、どこか懐かしく、今でもやっぱりスカパンクヒーローなんだなあという気持ちにさせてくれるのです。
RYOJI式スカパンクの極意
いつのイベント、どのバンドでやっていたタイミングかは覚えていないのですが、MCで「腕上げてウォーウォー言ってればだいたい大丈夫!」みたいなMCをしていたことがありました。
まさにそれがPOTSHOTから続くRYOJI式スカパンク。
初見でもそれだけやればどうにかなる。
右手はビール、左手は突き上げる。
飲み干してから前に出るか、前に出てから飲むか、はたまたずっと踊るか。楽しむためのHOW TOはわかりやすすぎる三択問題なのです。
M3「To The Future」とか、M8の「Ska Punk Is Dead ?」、M9「Ska Punk Party」、M10「Like A Zombie」、M12「Ska Punk Blood」あたりはもうそんなライブを感じさせてくれる・・・というかインタールード的な曲以外はほぼそんな感じ。
そんなわかりやすいノリの中で、ただただ前向きなメッセージを発信していく。
ポップでキャッチーなメロディーに、社会風刺も織り込みながら展開していく小気味いいビートはまさにRYOJI式スカパンクなのではないでしょうか。
ビールを飲みながら聞くスカパンクは最高です
というわけで、あの頃のスカパンクに憧れた方はビールのお供に是非!