
代理店を囲うタイプの法人営業担当者に求めてしまうこと
たまたま、何かと確認を取る必要があり、某EC系のASPサービスに問い合わせの電話を入れたのです。
実はそのサービス、6年ほど前に契約してパートナー登録をしたものの、特にお客さんも紹介していなかったという体たらくではあるのですが、一応今だに担当の方がいらっしゃるという。。。
今日は担当の方がいらっしゃらないとのことで、別の担当の方の対応ではありましたが、とても対応に助けられたので、感じたことをまとめてみました!
こちらの情報に対するヒアリングが良かった
といっても、普通なんです。すごく。ちゃんとした仕事をちゃんとしてもらっただけなので、別に誰でもやるだろそんなものと言われてしまえばそれまでではあるのですが。
「予算が出ない、売りたい商品が○点と、そのオプションでやりたい、クレジットカード決済を使いたい。逆に言えばそれしかいらない。」
「すでにここまで進行しているけど、多分ここがASPを提案する時のネックになる。」
という非常にわかりやすい要件定義とボトルネックをさらっと聞いてもらえたというのがありがたい。
電話する前に聞くことはある程度メモにまとめていたけれど、メモを開かないでも済んだのはやはり感動。顧客対応の基本はヒアリング力だなあと。聞く力ではなく聞き出す力ですね!
持っている情報の質が良かった
提供サービスの提案シーンに対する、様々な事例の情報を持っているということが非常に助かりました!
「それでこんな提案で、対案となる別手段じゃなくて、御社サービスでできれば進行したいので、このあたりのネガになる部分の対応ってどうですかねー」という相談ができるのは、代理店に対する窓口の一番ありがたい担当者ですよね。
本当に普通なんだけど、その普通が意外と得られない
広告代理店系ディレクターなどを経験していると、それなりに代理店向け営業をされている方とお話しをする機会もそこそこあって。
プラットフォームやツールを販売されている会社さんの、中堅くらいの・・・部下をそこそこ抱えている営業マンさんでも意外とできない人もいたりするのです。
用意しているストーリーの資料通りでしか話せない、情報の質で言えば、コンセプト程度での事例があるかどうかを聞いているのに、資料内にある事例しか答えてもらえない。(ないならないで良いのです。そういったコンセプトでやろうと思った時に、実際そのサービスで実現できるかを別途確認すれば良いので・・・。)
その普通ができること、というのが何よりも大事だよねというのを、教わった気がする・・・。
ありがとう!代打担当者さん!