11月21日に開催された、cocrete5東京ユーザーグループ主催の第4回初心者勉強会にて登壇させていただきました。

今回は、前半パートにて、富士印刷の庄司さんによる、基本的な使い方についてのセッションを行い、後半パートではテーマの作り方について、座学でお話をさせていただき、その後実際にconcrete5を使ってコンテンツを作ったり、希望者にはテーマの開発など興味がある内容にて質問しながら作業をしていただきました。

東京の初心者勉強会では、これまでインストール済のconcrete5を使い、コンテンツの埋め込みや、いろいろな使い方について勉強することが多かったのですが、今回テーマについて取り上げるのは初の試みでした。

初心者向けということもあり、どこまでを取り上げるのか、ということが非常に難しい問題ではありますが、魔法のタグおまじないを使うことで、極力難しいことを考えないでできる方法をご紹介させていただきました。

 

当日のスライド

当日のスライドはこちら。

初めてテーマを作る際に、たどりやすい道を解決しながら作るようなストーリーでお話させていただきました。

BootstrapやPHPなどを勉強すればもっと深く理解して、よりきちんと作れるのです。ということは口を酸っぱくして言わせて頂きたいとは思いつつも、HTML/CSSが理解できていれば、テーマ化するのはそこまで難しくはないと思います。

実際のところ、ハマりがちなのは、page_theme.phpのnamespace関連、classのextend関連をきちんと合わせずにエラーが出ることくらいで、あとはなんとかなるのではないかなあと。

HTMLとCSSを理解している方に、多くご参加頂きました。

今回、HTMLとCSSは触れたことがあるという方が非常に多かったです。

全体の8割くらい。Bootstrapに触れたことのある方は6割くらいだったと思います。

今回は、テーマの作り方についてのセッションがあるということで、HTMLやCSSを触れたことのある、どちらかといえば制作サイドの方が多かったのではないでしょうか。

実質、HTMLやCSS、場合によってはWordPressなど別のCMSの経験がある方が、あまり触れたことのないCMSに対して、テーマ・テンプレートといった見た目に直結する内容は気になるところですよね。

 

とはいえ、ウェブサイトの本質はコンテンツです。

ウェブサイトの運営や制作においては、発信するコンテンツが一番重要です。

コンテンツの持つ魅力を発揮するために、レイアウトであったり、デザインであったりというものが存在しています。

デザイナーがコンテンツを魅力的に味付けするということがテーマについての知識だと思っています。

今回のセッションの内容が、これから作るコンテンツをテーマによってより良く表現できる力になれば幸いです。